突如やってきた恐怖のつわり〜妊娠2ヶ月・3ヶ月編〜
皆さん、こんにちは。
暑くなってきましたね〜。いかがお過ごしでしょうか。ソノサンツマです。
ずっとブログを書こうと思いつつ、あまりに体調が悪く、iPadと向き合うことすらできずにいました。
タイトルでお分かりかと思いますが、この度ソノサンちに家族が増えることになりました。
安定期にも入り、のんびりと毎日を過ごしています。
5ヶ月の半ば18週に入ってからようやく食事をとれるようになり減りすぎた体重を少しずつ増やしているところです。
無事に生まれるか、その後も健康に育ってくれるか今はまだ分からないので、生まれるまでブログの記事にするか少し悩みましたが、こんな衝撃的な時間は今まで過ごしたことがなかったので、記憶が鮮明なうちに書いておこうと思いました。
《妊娠発覚から産院にうつるまでの出来事》
ソノサンツマ、いつも通り生理を待ってました。
でも、なんとなくなんですが…本当になんとなくですよ、生理が来る前からいつもと何かが違う感じがありました。毎月、体の不調は起きるんですが、この月に限っては気持ちが不安定というか、気分が上がらないというか。自分でもなんだろうなぁと思ってました。
あまりにも気分が晴れず、心配したソノサンが夜に海ほたるまでドライブに連れて行ってくれるほどでした。
そして、生理が来ない…。
ソワソワし始めたソノサンツマ検査薬を試しました。
1回目 生理予定日から3日後。ものすごーーーく、うーーーっすらとラインが出ました…
その時のソノサンツマ「うん、すごい薄いし、気のせいかな」
(そんなわけあるかい!最近の検査薬は99%の確率であってるもので、病院でもまず検査薬試したか聞かれます。)
2回目 生理予定日から5日後。
くっきり!はっきり!これでもかっ!というくらいにしっかりラインが出ました。
当たり前ですよね。
その時のソノサンツマ「おーーー…やっぱりか」正直なところ実感なんてまだありません。
ソノサンは至って冷静で、「そっか。じゃあこれからの事考えないとね〜」という現実的なコメント😄
まず、近所の婦人科に生理予定日から1週間後に診察を受けに行きましたが、まだ胎嚢(たいのう)は見当たらなくて、「1週間後に来てください」と言われました。
1週間後には胎嚢確認ができ、心拍確認ができる頃の2週間後にもう一度診察を受けるように言われました。
次の診察では無事に心拍確認ができ、ピコピコと心臓が動く様子をエコーで見て不思議な感覚でした。
もちろん赤ちゃんの様子を見られてよかったですが、1番戸惑ったのは、胎嚢確認ができた日の診察で「産院はもう決めた?」という先生の一言でした。
そんなにすぐに決めないといけないの?と思いました。
確かに2年前に出産したソノサンツマのおねえちゃんが「早く決めないとだめよ〜」と教えてくれていましたけど、実感も湧いていないのに病院決めろと言われましても…というのが本音でした。
ただ、どこで産むとしても、区内在住の人と里帰りの人などそれぞれ受け入れ数が病院(特に大きな病院)によって決まっているらしく、早くしないと埋まってしまうのが現実らしいです。
それで、おねえちゃんやお友達経由でいくつかの産院の様子を聞き、説明会がある病院にはソノサンと2人で行き雰囲気や病院の方針などを知ることができました。
一件目に行った病院がすごく気に入ったので、その病院への紹介状を近所の婦人科で書いてもらいました。
その後、すぐに新しい病院に行きました。その病院の話はまたいずれ…
しかし、この短期間に決めなければならないことは沢山あるのに、すこぶる体調が悪い!!
《体調編》
なんと、5週にはいってすぐ、つわりが始まりました。
忘れもしない日曜日の夕飯…少しいつもより重めのものを食べたかなぁ〜なんて思っていたところに突如としてやってきた猛烈な吐き気。
ソノサンツマ、自分の記憶の中にほとんどないくらいに〈吐く〉ということがありませんでした。風邪になったりしても、なかったんですよね…
それが、突如としてやってきたわけです。
人間面白いもので、今まで遭遇したことのない出来事にぶち当たると、今まで経験したことがありそうな出来事にしたくなるものなんですね。
「あー、やっぱり胃もたれするくらい食べちゃったかー」なんて一瞬思ったわけです。
いや、今なら言えますよ、はっきりと。
『それ、つわり』
まー、そこから毎日です。
日中はなんとか持ちこたえるんですが、夕方から夜にかけて毎日まいにち吐きます。
日中もずーーーーーーーーっと気持ち悪い。
食べても食べなくても気持ち悪いっ!
夜横になっても気持ち悪い。
食欲なんて星の彼方へさようなら。
食べられるものはりんごオンリー🍎
つわりが始まってからの2週間ちょっとはりんごだけしか食べられなくなりました。
りんごならなんとか吐かずに食べられるかな…という状況です。
おかげで体重ががっつり減りました…
筋肉も落ちました…
そう、動けないんです。
キッチンに立ってりんごを剥くことすらできませんでした。
でも、りんごしか食べられないんです😅
じゃあ、どうしてたのかといいますと、超絶優しいソノサンが家にいるときにりんごを剥いてタッパーに入れて冷蔵庫に用意してくれていました。
もうお世辞とか冗談とかじゃなく本当にソノサンいないと生きていけません。
だって、りんごしか食べられないんだもん!
そのくせ、冷蔵庫の臭いが強烈な吐き気をもよおすため、冷蔵庫が開けられなくなりました。
でも、りんごは冷蔵庫の中…開けなければなりません。
ありがたいことに我が家の冷蔵庫は両開きなので、部屋側には開けずにキッチンの換気扇をガンガン回して息を止めて、ソノサンから聞いていたりんごのある位置をイメトレして一瞬にしてりんごを取り出す。
なんてことをして過ごしていました。
そうやってソノサンが帰ってくる夜10時過ぎまで食いつないでいたわけです。
この時ほど長年働いてきてくれた冷蔵庫のままで良かったと思ったことはありません。
素晴らしき両開き!→詳しくは以前の記事をどうぞ。。。
sono3da-sono32ma.hatenablog.com
しかし、そんなソノサンとりんご頼みの生活もすぐ終わってしまいます。
りんごですら吐いてしまうようになったわけです。
そして、口の中にりんごの酸味が残るのが気持ち悪くなり、今度はりんごを食べられなくなりました…
よく、「つわりがひどくても〇〇だけは食べられました!」なんて体験談を見ましたが、正直ソノサンツマの場合はそういったものがありませんでした。
見つけられなかったのかもしれませんが、何を口にしても結局は吐いてしまうことが多かったので、買いだめはできませんでした。
なので、いちいちソノサンに買ってきてもらうという面倒な妊婦です😨
強いて食べられたもの、飲めたものをいくつかあげてみます。
⚫︎AJINOMOTO 小栗旬さんの出ているCMの名前の長い冷凍チャーハン
→味が濃いように思えますが、なにぶん栄養も塩分も足りていないソノサンツマにはちょうど良かったです。
ほんの少しずつでも解凍できて、食べられそうなときにちょっとずつ食べていました。
⚫︎冷凍うどん
→日中調子の良い時は一人前をたべられる時もありました。
タンパク質は体が拒否していたので素うどんに近い味付けだけでしたが…
何より調理しないでレンジでチンで食べられるので体力がない時に助かりました。
⚫︎柑橘類
→もともとフルーツはなんでも大好きで、いっぱい食べていたのですが、つわりの時には食べられなくなったものもありました。
なんと、バナナです。
栄養の面で考えるとバナナはすごく良かったようなんですが、ぬたっとしたあの独特な食感と喉に張り付く感覚が全くダメでした…
でも、柑橘系は比較的食べやすくて、伊予柑や不知火、文旦などを日中貪っていました。
個人的には文旦が特に食べやすかったです。
分厚い皮を剥くのはたいへんですが、少し元気がありそうな時にまとめてむいてタッパーに入れて保存していました。
あ、ソノサンがいる時は相変わらず親切にむいてくれましたよ❤️
補足すると、ソノサンは自分のためには基本皮むきとかしない人です。
むいてる時間と食べる時間のバランスが悪いから好きじゃないらしいです😆
それなのにむいてくれるなんて本当に優しいです。
⚫︎ゼリー
→たらみシリーズやフルーツセラピーなどは食べられました。
たらみシリーズは一回で食べきれないので、タッパーに移して小分けにして食べていました。
⚫︎キレートレモン スパークリング
→コンビニなどで売っている瓶タイプのキレートレモンではなく、ペットボトルのものをよく飲んでいました。
ものすごくすっぱくて、ものすごく炭酸も強いので、最初は飲めるかわからなかったですが、炭酸系をいくつか試した結果1番飲んでいたのはこれだったような気がします。
やはりすっぱいのが良かったのかもしれないですね。
ポッカサッポロ キレートレモンスパークリング 420ml×24本
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→子供の頃から緑茶の濃い〜のが大好きで毎日何杯も飲んでいましたが、カフェインがあまりよくないようで、当分の間緑茶はお預けかとガッカリしていたのですが、職場でノンカフェインの緑茶もあることを教えてもらい、購入しました。
430mlと少なめなのですが、ちゃんと緑茶の味を楽しめるのでこちらも比較的よく飲んでいたように感じます。
ただ、吐くときに苦味が強く出たので一時期飲めなくなった時もありました。
3人子供を産んだソノサンツマの母も、数年前に出産したおねえちゃんも、「ムカムカするけど吐かなかった」と口を揃えて言っていたので、ソノサンツマもそんな感じなんだろうと思っていたのに、全く違っていて、正直驚きました。
個人差があるというのはこういうことか!と痛感しましたね〜。
ただ、とても辛いつわりの時期にソノサンが沢山のサポートをしてくれたので、本当にありがたかったです。
仕事で疲れて帰ってきてからも自分の食事は自分で作り、片付けをし、休みの日には家事も買い物もしてくれました。
「僕だって疲れてる」とか「面倒くさい」とかきっと思う時もあったはずですが、一日中なにもできずに横になるしかないツマを気遣ってくれて、ツマがトイレにかけこむ度にお水を用意し、励ましてくれました。
「こんなに辛いのを乗り越えて産んだんだって話を大きくなったら教えてあげなきゃね」と辛さに寄り添ってくれていることや、辛い時期に終わりがあることなど色々と前を向く気持ちにさせてくれて本当にありがたかったです。
そんな風に親切でポジティブにソノサンが接してくれたので、元気になったらまたいつものようにソノサンのためにご飯を作ったり、家のことをしたりしようとつわりが終わってからのことを考えられたので、今の辛さだけに目を向けることがなかったのも精神的に辛くならなかった理由だと思います。
ここで、つわり経験者のソノサンツマからご主人たち(特に初めてパパになる皆さん)へのお願いです😭
奥さんがつわりで苦しんでいるのをすぐ近くでみるご主人たちもつらいと思います。
どんな風に接してあげるのがいいのか分からない、という方もいるかもしれません。
奥さんはしんどい時に会話をするもおっくうだったりします。
おっくうというか、その元気すらないかもしれません。
そんな時の「どうしてほしいのか言ってくれなきゃわからない!」なんてイライラして発する言葉はかなり傷つきますから気をつけてください。地雷です。
ぜひ、返事がこなくても、仕事の合間にメールなりLINEなりしてあげてください。
家で1人で吐き気と戦いながら時が経つのをひたすら待っている奥さんのためにほんの数秒、ほんの数行でいいので「ちゃんと気にしてるよ」というサインを送ってください。
そのほんの少しのサインがすごく嬉しかったりします。スマホの画面を見るのも辛い時がありますが、嬉しいんです。
このご主人の日々のちょっとした気遣いが奥さんの精神的安定に大きく関わると思います。
このつわりの時期をどう乗り越えるかで2人のこれからの関係性に大きな変化が生じると言っても過言ではありません。本当です。どうか、奥さんを大切にしてください😭
仕事もほぼ行かれなくなり、家事も全くできず、仕事に行くソノサンを布団の中から見送り、ソノサンが帰ってくるのを迎えるのも布団の中…なんて寝たきり生活をかなり長いこと続けました。
4ヶ月に入る12週になるとつわりが落ち着いてくる人も多いようで、きっとその頃には元気になるだろう!なーんて思っていたのですが、予想は大きく外れます。
その話はまた次回。